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ゆうなのお部屋 - 悠奈ちゃんは難産
てこない...。
産気付いてからはや48時間、いつまで経っても出てくる気配が無い。
その間私はいつ生まれるのか、まだ出てこないのかと不安と期待が入り交じった中でぐっすりと睡眠をとっていました(^_^;
かたや妻は前日から点滴によって陣痛促進剤を投与されまくりで、凄まじいばかりの陣痛に耐えつづけていました。
あまりにも出てこないという事で、ついにレントゲン検査を...。 子供に影響はないんだろうか? という疑問は払拭されぬまま陣痛に耐えまくって疲労困憊の妻は車椅子で階下のレントゲン室へ...。
2人の先生がうろうろしている私をよそに、撮ったレントゲンを見てひとしきり話し合った後に「ご説明します、こちらへどうぞ...」と お呼びがかかりました。
レントゲン写真には、おっきな子供が写ってます。 この時点まで、男の子か女の子かも知らなかったのですが、どっちでもいいや という感じでお話を伺いました。
廻旋不良で、なんたらかんたらと難しい事を説明していただきまして(ようは、子供が 産まれて出てくるために、徐々に後頭部を子宮口に向ける様に体を移動させるのがうまくいかなかったらしい)、急遽帝王切開術が 決定しました。
心の落ち着かせる暇も無いまま、帝王切開術について担当医師の説明を受けました。 後悔する訳にゃいかんとばかりに、その時 思い付く限りの質問を先生に浴びせました。 その全てにお答えいただいた時に、承諾書に署名をしました。 (へろへろになってる妻も車椅子に乗りながら承諾書に拇印を押させられました)。
急遽手術室に運ばれた妻を見送り、実家や会社に連絡を取り、待つ事数十分、ガーッとあいた手術室から、何かを手に抱いた 看護婦さんが現れる。
ダーッと駆け寄り、見せてもらおうかと思うと「これは胎盤ですよ(^^;) お子さんは元気に 生まれました」とのお言葉。
いやいやお言葉でなくで子供を見せろと言わんばかりに入り口でうろうろしてると出てきましたよ。 保育器が...。 見た目は男か女かも 判りませんでしたが、まずは感動の御対面...。
とか思ったら「出生児室に入れますので」ととてもありがたいお言葉をいただき、しばしの別離(まだちゃんと見てないのに)...。
その頃、両方の家の両親が到着したのでした。 両親達共々授乳室に入り、やっと落ち着いて御対面(とはいってもガラス越しですが...)。 ひとしきり眺めてあぁだこぉだとのたまった後に無事出産を終えた妻に会いに病室へ...。 めまぐるしい午後なのでありました。
そんときの妻の顔はすんげぇ「さっぱりしたぁ」って顔してました。

miri's Software Lab,ホームへ 最終更新日:2001/01/05
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